初級実技試験を受検するための要点

初級実技試験を受検するための要点

試験当日、受検者に配付される自動車シート縫製の実技試験問題は、1 試験用製品図面、2試験用材料一覧表(パーツリスト)、3 使用一覧表、4 試験用使用設備一覧表、5 自動車シート縫製手順の構成になっています。これら1~5の項目の資料を受検者は、目視・注視して実技試験を実施しています。
 現在、HPに掲載されている【初級】実技試験過去問題例に加えて【しょきゅう】実技試験参考問題例を①~⑩パターンを追加して掲載をいたしました。このような参考問題を参考にして、実習実施機関に於いて縫製手順を作成して頂き、ミシン操作の基本的な操作と共に、この縫製手順を受検者に繰り返し勉強させてください。
縫製規格は、試験当日に配付される仕様一覧や縫製手順に記載されている縫製規格を読み取ってください。
実技試験に於いては、日頃より縫製手順書により製品製造を指導されていると思いますが、試験当日に配付される資料を基に縫製規格や縫製手順を守って成果物を縫製するためのミシン操作を安全に心掛けて縫製して頂きます。成果物の製品精度はもちろんのことミシン操作が安全に行うことがどうかも重要な採点基準となっております。 
試験当日まで縫製手順を繰り返し勉強させてください。
 初級試験は、サンプル(見本)を試験開始前に5分間、確認することはできますが、製品図面や型紙展開図もしくは自動車シート縫製手順を見て実技試験を行って頂きます。