2024年 3月20日
各 位
一般社団法人日本ソーイング技術研究協会
アンケートの実施について
" 3月15日、第213回通常国会に「出入国管理及び難民認定及び外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律の一部を改正する法律(案)」が提出されました。
今国会においては、特定技能・育成就労の制度が審議されますが、技能実習制度は発展的解消と位置づけられ廃止ということになります。"
現在、自動車シート縫製作業は、経済産業省が日本標準産業分類では、「大分類E製造業」の中の「中分類11繊維工業」の中の、「小分類119その他の繊維製品製造業」の中の「細分類1199他に分類されない繊維製品製造業」の中に位置しています。
法案提出に先立ち、出入国在留管理庁は、2月22日付けで「特定技能の受け入れ見込み数の再設定及び対象分野等の追加(案)」を示しており、工業製品製造業分野に新たに関連させる技能実習の職種に【繊維・衣服関係等(21職種38作業)】を上げてはいるものの、自動車シート縫製が明言されている訳ではありませんので、適否・去就は、今後、関係業省庁で審議されていくことになりますが、業種ごとにセーフガードが発令されると、育成就労制度においても、特定技能1号と同様に、受入れ対象分野ごとに受入れ見込み数がを設定して受入れ上限数が設定されることになります。
更に、経済産業省は、「繊維業における特定技能の受け入れに係る追加要件(案)」に、繊維業には、◎国際的な人権基準を遵守し事業を行っていること。◎勤怠管理を電子化していること。◎パートナーシップ構築宣言の実施。◎特定技能外国人の給与を月給制とする。こを要求しています。
このように、自動車シート縫製作業を含む繊維業は新制度に向けて前途洋々とは言いがたい条件下に置かれています。
当協会では、新しい「特定技能・育成就労の制度」を活用・運用するお考えのある方にアンケートを介して意見を徴し、出来るだけ皆様の望む方向での特定技能・育成就労制度が施行されるよう政府に働きかけていきたいと考えていますので、忌憚のないご意見をお聞かせ下さい。
お問い合せ先;不明な点があれば、協会ホームページのE.メールにてお問い合わせ下さい。
アンケートは、3月27日までに、ファックス若しくはE.メールにて、提出願います。
アンケート用紙は以下からPDFがダウンロード出来ます。